社長ページ

七車の譬え・・・

2021.09.01

9月ー(^^)
秋涼の候・・・とはまだまだ言えない厳しい暑さ
が続きますねえ(;'∀') 


・・・なにかしらの不安とモヤモヤの毎日(-.-)
この青空のように晴れ晴れとした気持ちになれる
のはいつになるのでしょうね(-_-;)

 依然第5波のデルタ株は猛威を奮い、お盆休み
の後から急激な全国的感染爆発によって、各地の
保健所、医療機関、救急搬送に至るまで崩壊の危
機に陥っています。ワクチンを打てなくて困って
いる人。病床逼迫で自宅療養を余儀なくされてい
る人。治療を受けられず若くして亡くなっていく
人。続々と廃業していくお店・・・子供たちの感
染も・・・
 KANTEIのお方さまー、この有事に・・<(`^´)> 
あ、やめとくわ MUDA・MURI・UTSU-TENASHI
( 一一) 
 すでに極限状態の中で踏ん張っていただいてい
る医療従事者の皆さま、暑い中防護服で何件もの
救急搬送に奔走されている救急隊の皆様に衷心よ
り敬意を表し感謝申し上げますm(__)m 

 ある番組で、コロナ専門病院で次々と重症患者
さんが運ばれてくる中、疲れきりながらも、命を
助けようとテキパキ対応しながら、先輩の看護士
さんが後輩の看護士さんを励ましている姿をみて
目頭が熱くなりました。「どこへも出かけられへ
んがねえ」などと愚痴っている私たちは・・・ア、
ボク ダケ カ (/_;) は本当に感謝しなければいけません。


 さて、読書とネットフリックス漬けのお盆休み
でしたが(@_@ゞ 先の看護士さんや救急チームの
姿を見て、またまた仏陀の本を出してきて・・・
^^; ↓↓↓

 お釈迦様の弟子のプンナは、頭がよく若くから
様々な学問を修めていましたが、お釈迦様に法論
(議論)を挑んで敗れたことから、釈迦の弟子に
なったといわれています。その説法がとても素晴
らしかったので、お釈迦様から説法第一と称えら
れていました。
 あるとき、智慧第一といわれたサーリプッタが、
プンナの力量を確かめるために、こんな質問をし
ました。
「プンナ様のお徳(人徳)は、世尊(お釈迦様)
 の教えによって身につけられたのですか?」
「そうです。すべて世尊によるものです」
「では世尊より授かった戒律を守ることで、その
 お徳を身につけられたのですか?」
「いいえ」
「では、心を見つめる瞑想ですか?」
「いいえ」
「では布施行の実践ですか?」
「いいえ」

 サーリプッタは、お釈迦様の教えをすべて列挙
しましたが、プンナはすべての質問に「いいえ」
と答えるだけでした。
「あなたは、すべて世尊の教えによるものだと言
 われた。しかし、世尊の教えのすべてに『いい
 え』と答えられた。これは一体どういうことな
 のでしょうか?」
 
 プンナはそこでサーリプッタに対して、一つの
たとえ話を説きました。
「ある国で事件が起き、国王は、数百キロ離れた
ところにある都に、一日で行かねばなりませんで
した。
 国王は道中に、7台の馬車を用意させておきま
した。1台目の馬が疲れる前に、2台目に乗り換
え、2台目の馬が疲れる前に、3台目に乗り換え、
3台目から4台目へと。こうして7台目の馬車で目
的の都に到着しました。


 この場合、王は、第1の馬車の力だけで目的地
に着いたのではありません。
 第1、第2・・・・第 7、すべての馬車の力で、
目的地に着いたのです。すべての馬車のおかげで
あり、どの馬車が欠けても目的地に到達すること
はできませんでした。
 私も戒めを守ることだけでなく、心を見つめる
だけでなく、善業を積むだけでなく、布施業だけ
でなく、世尊のあらゆる教えによって、この徳を
得ることができたのです」

 プンナの筋道立った話に、サーリプッタは感服
したといいます。
 このプンナの話は、釈迦の「七車の譬え」とい
われ現在まで語り継がれています。
 目的地に着いたのは、七つの馬車すべての力が
合わさったからです。
 もっと細かく言うなら、馬車を造ってくれた人、
馬を用意し1台目の馬車を準備してくれた人や、
2台目の馬車を用意してくれた人、それぞれの地
点で待ってくれていた人、7台目の馬車まで、そ
れに関わるすべての人の力が合わさったからで、
どれ一つ欠けても、王が一日で都にたどり着くこ
とはできませんでした。


 これは私たちの毎日でも同じことですね^^;
自分のことばかり気にして、全体のことを考えら
れなければ、うまくはいきません・・・('_')
 また、自分だけが頑張って成果を出したんやと
考えて、周囲にサポートしてもらったことを忘れ
てしまえば、チームの中で浮いてしまいます('ω')
 一部だけ見て感情的になったり、全体が見えた
気になって傲慢になったり・・・これもいただけ
ませんねえ・・・ ワ シ カ ア ( 一一)ゞ
 
 物事はさまざまな部分が集まって「一つ」を成
しています。どれ一つ欠けても成り立ちません。
 「このことを心において」物事を見てみると、
自分が頑張ったことだけでなく、様々な人や仲間
の支えに気がつき、その人たちのことを大切に思
うところに感謝の心が生まれ、団結力の源になり
ます。
 逆に、自分の手柄や貢献ばかりをアピールする
と、それに関わった人たちも「お前の力」だけで
はないやろー<(`^´)>と思うので、ギクシャクし
てしまい結果チームはまとまらずバラバラ~(~o~)
 常に全体を見て、周りの支えがあることを忘れ
てはいけませんね(^^)v その周りの恩に報いるた
めに、お互いに頑張れるから「報恩感謝」という
んです^^
 
 小社も本日より、第21期を迎えます。これま
で、7台の馬車どころではない、本当にさまざま
な方々に支え、守られ、ご指導いただいたお陰で
歩んでくることができ、感謝の思いでいっぱいで
す(^^) 
 今期も社員一丸となって、今、自分たちができ
ることに誠心誠意、精一杯取り組んで参りますの
で、どうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m
 
 熱中症対策、コロナ対策、できる限りの自己防
衛をしていきましょう!!

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