壁・・・
2021.10.01
10月ー^^ 食欲の秋ーーー(^-^)
未曽有の新型コロナウィルス禍・・・緊急事態
宣言も一応、今日より全面解除となりました。ワ
クチン接種もかなり進んでいる反面、解除となる
とブレイクスルー感染やリバウンドの懸念もとい
われていますが(゜.゜)ゞ
で・・・全面解除すると言いながら時短要請あ
り(??)
大事なことは、第6波に備えての医療体制を早
急に整えること・・・岸田新総裁、コロナ克服の
出口をきちんと示して、失業者の急増対策、雇用
支援など迅速な経済対策の実現を切にお願いしま
す('_') 私たちも引き続き予防対策を続けていきま
す(^_^)v
今回のコロナ禍では、さまざまな人が「壁」に
ぶち当たられたことと思います。会社においても
個人もおいても・・・( 一一) コロナ禍でなくて
も、前を向いて生きていく以上、目標がある以上
形は違っても「壁」は必ず現れるようになってま
います(/_;) 平常時は「万一、自分にも壁が来た
ときは絶対ビビらんぞー('ω')ノ」と、強気でイキ
ってますが・・ワ タ シ ノ コ ト ヤ ネ (;'∀') ビビル ワ ー ('_')
たまたま「乗り越えられない壁」という話を読
んで、またまた「なるほどー」と感じたのでご紹
介しますね(^_^)v
「乗り越えられない壁」
H氏は途方に暮れていた。目の前にとてつもな
く巨大な壁が立ちはだかっていたからだ。
5人いた仲間の一人がドローンを飛ばして調べ
たが、乗り越えることも迂回することも、とても
困難に思えた。
もう一人の仲間が金属の棒でその壁の表面をた
たき、音響をひろった。弱いところがあれば、そ
こに穴をあけ、抜け出ることができるかもしれな
い。しかし、壁は均質で、どこにも弱点は見当た
らなかった。
別の仲間が壁の表面を削り取り、成分の分析を
試みた。素材がわかれば突破できるかもしれない。
しかし、壁の成分は特別なものらしく、どうする
こともできなかった。
他の仲間が壁に沿って歩いているうちに、壁を
伝って吹き下ろしてくる風に気がついた。壁の向
こう側からきた風らしい。
壁の向こうの世界はいったいどうなっているの
か。肉と野菜の匂いがしたが、わかったことはそ
れだけだった。
最後の仲間がハンマーで壁を壊し始めた。
壁の表面は簡単に崩れた。だが、進めば進むほ
ど固くなり、やがてはツルハシも刺さらなくなっ
た。ピッケルを使って断崖を登ろうとしたが、1
00メートルほど登って音を上げた。
打つ手がなくなったH氏は、あることを思い出
した。
「ハードルの話があったなあ。ハードルは高けれ
ば高いほど・・・、超えにくい?」
「いや、くぐりやすいって話さ。みんなで地面を
掘ってみないか」
6人は、壁の手前の地面を掘り始めた。大きな
穴ができたが、地下30メートルほど掘ったとこ
ろで、ついに壁の底が現れた。そして、時間はか
かったが、トンネルを通じて壁の向こう側に出ら
れたのであった。
その「壁」は超える必要がなかったのだ。
「ヤッター!おめでとう」
みんなで喜び、乾杯をして飲み明かした。
H氏は、仲間と幸福感を分かち合えたことで、こ
れから先、また、たとえどんな壁に遮られようと
も、越えていけるだろうと思った。
(岩波文庫 「菜根譚」より)
社会で役に立つ仕事をしようと思っても、自分
一人でできる事には限界があるので、仲間を募っ
て組織を創り、会社が生まれることになる。
最初は、少数の仲間が必要となる。壁を超える
ことから始めることになるが、やがて壁にぶち当
たる。その壁を乗り越えるために、より多くの仲
間が必要となる。壁を乗り越えることに真面目に
真摯に取り組んでいる姿は、多くの仲間を呼び寄
せることにもつながる。
この話では、壁の越え方について、深い示唆を
与えてくれる。目の前にある壁を越えなければ、
向こう側にある目標に達することはできない。
しかし正攻法で正面から当たってみても、いか
んともしがたい場合がある。そこであきらめてし
まうと、壁の手前だけの小さな仕事しかできない
集団になってしまう。それはそれで、幸せなのか
もしれない。だが、志がもっと先にある場合は、
何としてでも、壁を乗り越える工夫が必要になっ
てくる。
「正面から越えられない壁も、知恵を絞れば必ず
新たな手段が見つかる。あきらめずに、仲間と
知恵を出し合うべし。」というお話・・・^^
とにかく・・何があっても、「あきらめない心」
「負けない心」が1番大切なことですね^^
素晴らしい仲間と共に強気でいきましょう(^o^)/