社長ページ

　中秋の銘月・・・地球では、皆が同じ一つのお
月さまを観ているのに、世界の各地で戦争や紛争
が行われ、毎日尊い命が奪われています・・・
　日天、月天といわれる神さまからみて、本当に
人間は悲しくて傲慢で愚かな生き物だと嘆いてお
られるでしょう(~o~)  
そんな世の中でも、自分たちはこうして生かされ
ていることに、今更ながら感謝しないといけませ
ん・・・というお話。。
　この歳やさかいまたまた仏法の話になりますね
んけど ・・・ (◎_◎;)  ｶ ﾝ ﾆ ﾝ ｼ ﾃ ﾈ ｰ (/_;)
　
　お釈迦様は「諸行無常」といって、この世のあ
らゆるものは常に変化・生滅を繰り返してとどま
ることはないんだよ、と教えられています。
　この「諸行無常」と並ぶ二本柱に「諸法無我」
という考え方があります(゜.゜)
　「法」という字は左側の「さんずい辺＝水」に
「去る」と書きます。これは、水が高いところか
ら低いところへ流れることを意味しています(゜.゜)

　この流れの方向は、いつの時代も、どこの地で
あっても変わらないことから「真理」を表してい
て、「法＝真理」ということなんですね^^
　もっというたら「仏の説いた法」やから「仏法」
その仏法の教えやから「仏教」です・・ｱ ﾀ ﾘ ﾏ ｴ('_')　
なので「諸法無我」の「諸法」というのは、す
べての「真理」を意味するっちゅうことです・・・
ﾅ ﾝ ｶ 、ﾔ ﾔ ｺ ｼ ｲ ﾅ ｱ (^^;)
　で、「無我」というのは「実体」がないという
こと。「我」という概念としてはあるけれども、
それ単体では成り立たない、存在しえないという
こと('_')ゞ周囲との関係性の中で存在している。
ということです・・・ﾖ ｹ ｲﾑ ﾂ ｶ ｼ ｲ (/_;)
　
　現在の私たちに映していえば、自分の周りには
家族や同僚、友人、知人などたくさんの人がいて、
住んでる地域や家があって、働く場所があって、
衣服や持ち物があって、食事もいただけて、必要
なものが買えるお店があって・・・というふうに、
たくさんの「人」や「モノ」「コト」と関わりな
がら、それなりに調和をとりながら、はじめて
「生きている」ということになるんです(^^)
　大層な言い方をすれば、一人ひとりに、そうい
うお互いを引き寄せ合った宇宙の縁、というか輪
があって、それが複雑に重なり合って「生きる」
ということが成り立っているんですね(^^)

このことが理解できれば・・・
私たちは自分一人だけで生きているのではなくて
過去、現在、未来に渡ってさまざまな関係性の中
で「生かされている」さらにいえば、自分の本質
・性格の長所や欠点までも活かしてもらって生き
ている、活かされている・・・
　普段は考えない当たり前のようなこの感覚を、
今の世知辛い世の中で、いつも自分なりに心の奥
底で感じていることが、なにより大切なことです。
その心から、自然と湧き出るような「感謝」が生
まれるのだと思います(^_^)v
　
　さあ本日よりまた新たな期を迎え、社会に活か
されていることに感謝し、調和の心をもって、自
他共の成長・繁栄・幸福をめざし、どんな時も焦
らず倦まず、一歩づつ進んでいきましょう(^o^)／
　そろそろ台風の季節でもあるし、コロナ禍も、
秋の第８波が来るとか言われているのでくれぐれ
も気をつけていきましょうね^^;