社長ページ

仕事は楽しいかね・・・?

2019.03.01

春3月~(^.^)/~~~
そろそろ暖かくなってきますよー(^^)v

さて今日はご存知の方も多い・・・
「仕事は楽しいかね?」という本の話 (^^)
 私が初めて読んだのは、今からちょうど
17年くらい前で、この本で起業の背中を
押されたような(笑)とても思い出深い本
です・・^^

 著者は、アメリカを代表する起業家で、
世界的優良企業を顧客に持ち、全米で1千
万人の読者をもつビジネスコラムニストで
もあるデイル・ドーテン氏です。
 彼がサラリーマンだった35歳の頃、
豪雪で空港に長時間足止めをくらった時、
たまたま隣に居合わせた老人マックスから、
いきなり「仕事は楽しいかね?」と質問さ
れ、懸命に仕事をしているのに思い通りに
いかない鬱積した感情を老人にぶつけたこ
とから話は始まります。
 実はこの老人マックスは、企業トップが
アドバイスを欲しがるほどの実業家だった
のです・・・

 老人は、ドーテンの愚痴三昧を聴いても
嫌な顔ひとつせず、一枚の紙を取り出して、
ドーテンに「目標の設定」に関する考えと
「生きる姿勢を変える」ことに関した彼の
考えを、その大判の紙に書かせました。
 そしてその紙の上に、大きな「×」印を
付けて、もう一枚の紙を取り出し、文字を
書いて「これを冷蔵庫やバスルームの鏡に
「×」を付けたきみが書いた紙の横に貼っ
ておきなさい」と命じるように言いました。
 老人が書いたもう一枚の紙には、大きな
字で・・・
『試してみることに失敗はない』とありま
した。
 本書は、ドーテン氏と老人の対話風にな
っていますが、今回は、ほぼ、老人マック
スの言葉をご紹介します・・・
 いつもより更に、更に長くなります・・
マ ジカ  ? (@_@)完全に読書です・・(^_-)
春の「読書」としてご興味ある方はどうぞ
・・・(^^ゞ
理屈好きの人には合わないかもですが・・
「素直な心」で読んでみれば、仕事が楽し
くなるかも知れません・・・ ねえ(^_-)」


 ↓↓↓
「試してみることに失敗はない」
老人「僕はこれまで、仕事上の問題は、
<情熱>があれば解決すると繰り返してき
た。たしかにそれはそうなんだ。大好きな
仕事をしているなら、人は何時間働いても
苦にならないし、問題を解決することが楽
しくてしょうがないってことは、創造力に
満ちているってことだしね。
懸命さと創造力があれば、どんなこともう
まくいく。
だからみんなに同じアドバイスをしてきた。
『大好きなことをしろ!』とね。
 これは、いいアドバイスには違いない。
だけどこれには 一つ問題がある。多くの人
は、自分がどんな仕事が<大好き>か、ど
ういう仕事をこの先ずっと、毎日、朝から
晩までしたいのか、わからないということ
だ。


 そりゃあ、テニスが好きかもしれないし、
もしそうなら世界でも一流の選手になりた
いと思うだろう。だけどスター選手なんて
自分の能力を超えた仕事だってわかってい
る。だとしたら、好きだとわかったところ
でどうなるだろう。
 たいていの人は、自分が夢中になれるも
のがないということを、なかなか認めない
・・・だから、情熱も陳腐なもののように
扱ってしまう。そしてこう言うんだ、『ど
んなものに夢中になれるかはわからないが
<ほかの人と一緒に働くこと>が好きなの
はたしかだ』と」
「あるいは、みんなこう口をそろえてこの
問題から離れていく。『大人になったもの
の何になりたいかわからない』」
(老人はどこか悲しげに話しを続けた。)

「でも、そんな人たちをだれが責められる
だろう。ほとんどの人が、仕事への情熱を
目の当たりにすることなく育ってきた。子
どものころ、両親が熱狂的なほど熱くなる
のを見た課外活動といえば、スポーツくら
いなものだ。やがて子供は、自分がプロの
スポーツ選手になれそうにないと気づき、
心にぽっかりと穴があく。大人になるまで
決して埋まることのない大きな穴がね」  


(彼はまるで考えを振って落とすかのよう
に頭を振った。)
 「僕が伝えたいのは、理想の仕事につい
てちゃんとした考えを持っていないなら、
物足りなさや取り残されたような思いを抱
くだろうってことなんだ。その反面、たと
え、これぞと思う仕事に関して夢をもって
いるとしても、思い込みは禁物なんだ。
 アメリカの至るところで、人々は精神分
析医のところへ詰めかけ、こうぼやいてい
る、『<ずっとしたいと思っていた>仕事
をしているのに、なぜか<やっぱり幸せじ
ゃない>んです』
そういう人は、計画を立てることに依存し
すぎている。僕が<目標の弊害>と呼んで
いる状態に陥っているんだ」
 「いくつか例をあげよう。具体的な名前
入りで。みんな、人生のある時点で、仕事
に対する目標を変えた人たちだ。
 もし彼らが昔の夢を意地でも変えようと
せず「責任を引き受け」「断念することを
拒んで」いたらどうなっていたか話してあ
げよう・・・
 ジョン・ウッデン(アメリカ大学バスケ
ットボール界の名コーチ)は土木技師にな
っていただろう。


 ロッド・サーリング(脚本家・TVプロ
デューサー)は、体育の指導員になってい
ただろう。
 ポリス・エリツィン(ロシア前大統領)
は、建築工事の現場監督をしていただろう。
(マダマダツヅキマスノデ省略シマス(-_-;))

 「頭のいい人がする一番愚かな質問は、
『あなたは5年後、どんな地位についてい
たいですか』というものだ。
 僕はどんな地位についていたかなんて質
問は大嫌いなんだ。僕はこの先、今とは違
う人間になっていこうと思っている。だけ
ど今から5年後に<どんな人間に>なって
いるなんてわからないし<どんな地位>に
ついていたいかなんてことはなおわからな
いよ」
 (現実に役立ちそうなものだとは思えな
かったドーテンは反論した)
ドーテン「目標がなければ、進歩の度合い
をはかることができません。それはつまり、
軌道修正ができないということです。あな
たの考えはただ<あちこちに飛んでいる>
だけだ」
老人「跳びはねることを馬鹿にしないでほしい
な」 マックス老人は大声でそう言い笑い声を
あげた。
「人生はめいっぱい跳びはねなきゃ!」


「この先はけっこう難しい話だ、とにかく
よく聞いてくれ・・・」と続けた。

「僕たちの社会では、時間や進歩に対して
直線的な見方をしている。そういう見方を、
学校でじわじわと浸透させるんだ・・・
 人生とは、やるべき仕事や習得すべき技
術や到達すべきレベルの連続なのですよ。
目標を設定して、それに向って努力しなさ
い、とね。だけど人生はそんなに規則正し
いものじゃない。規則から外れた所でいろ
んな教訓を与えてくれるものだ。人生は学
校の先生にとっては悪夢だろうね」
「目標を設定すると、自己管理ができてい
るような気がするものだ・・・人生はそん
な扱いやすいものじゃない。」
 「大抵の人は、マンネリ化した生活から
抜け出すために目標を設定する。だけど、
いいかい、今日の目標は明日のマンネリな
んだよ」「今日の目標は明日のマンネリ」
ともう一度大きな声で言ってドーテン氏に
尋ねた。
「僕がいままでに掲げた目標が一つだけあ
る。聞きたいかね?」
「是非」とドーテンは答える。
『明日は今日と違う自分になる』だよ。


(聞いたドーテンが納得していないと見て
取った老人マックス・・・)
 「きみは、そんなの簡単なことじゃない
かと思ってるのかもしれないね・・・この
僕のたった一つの目標は、簡単なんてもん
じゃない」と彼は続けた。
 「<毎日>変わっていくんだよ?それは
ただひたすら、より良くなろうとすること
だ。人は<違うもの>になって初めて<よ
り良く>なれるんだから。それも一日も欠
かさず変わらないといけない。これはもの
すごく大変なことだ。このマンネリ打開策
は簡単なんかじゃない。とんでもなく疲れ
る方法だ。だけどワクワクするし<活気に
満ちた方法>でもあるんだ」
 「人生は進化だ。そして進化の素晴らし
いところは、最終的にどこに行き着くか、
まったくわからないところなんだ・・・」

「コンピューター業界の人の話をしよう。
スティーブ・ウォズニアックが、どういう
理由で、アップルコンピューター第1号を
作ったか知っているかね?
彼は世界を変えたかったわけでも、大企業
のトップになりたかったわけでもなかった。
 昔、ホームコンピューターというのは部
品から自分で組み立てるものしかなくてね、
ウォズニアックも、後のアップルコンピュ
ーターを組み立てて、仲間に見せた。大き
な目標なんかない。ただ自慢げに見せただ
け。そのコンピューターを売るというアイ
デアさえなかった。そのとき、友達のステ
ィーブ・ジョブズに、ぜひそうしろとアド
バイスされたんだ。」


 「ビル・ゲイツが億万長者になったのは
偶然だと自身で言っている。彼を突き動か
したのはお金じゃなく、整然としているコ
ンピューターに<違ったやり方>で処理さ
せる方法を見つけ出したかったんだ。
 発明家や革新者に話を聞くと必ず<異な
った>という言葉と一緒に、自慢げに人に
見せるという考えが出てくる。成功する人
たちはね、自分がどこへ向っているかとい
うことはわかっていない・・・ただ・・・
遊び感覚いろいろやって、成り行きを見守
っている。」

 「毎日毎日、違う自分になること。これ
は<試すこと>を続けなければならないと
いうことだ。そして試すということは、あ
っちこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返
しながら、それでもどうにかこうにか、手
当たり次第に、あれこれやってみるという
ことだ。


何度となく、コインの「表」を出す投げ手
は、何度となく投げているのだということ
を、頭に叩き込んでおいて欲しい。
 そして、チャンスの数が十分にあれば、
チャンスはきみの「友人」になるのだとい
うことを」

 いやいや話はまだまだ続くのですが・・
・・(^^ゞ   最後に、マックス老人は、
アドバイスとしてドーテン氏にこんな言葉
を贈っています。

 きみが・・「試すこと」に喜びを見い出
してくれるといいな。
 「アイデアをいっぱい持つこと。ありと
あらゆることをやってみること。明日は今
日とは違う自分になること、そして朝を待
ち焦がれる、幸せなサムライになってくれ」
と・・・

 時が経って読み直しても、初心に戻れる
新鮮な話でした・・・(^_-)
自分の仕事、自分の持ち場の中で自発的能
動的に、今までになかったことを試してみ
る。明日は今日と違う自分になることを目
指す。マンネリ打破・・・
ボク ? キ ョ ウ カ ラ メ ザシ マ ス ~ (/_;)ゞ
そういえば・・・(゜.゜)
今年のMKのテーマは・・・
「連携と進化」でしたなあ・・・(*^^)v
春よ~早く来~い(^.^)/

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