頭痛対策について
2025.03.01
パートナーの皆さま方におかれましては、春商戦の準備に向けて、日々ご尽力いただき誠にありがとうございます。
季節の変わり目を迎えるこの時期ですが、春から夏、夏から秋、秋から冬と季節が移ろうとき、体調が変化しやすいと感じる方は少なくありません。特に「季節の変わり目に頭痛が起こりやすい」「天気が崩れると偏頭痛がする」などの声は多く、季節による気温や気圧の変動が大きく影響している可能性があります。そこで、今回は頭痛と季節の関係について、どのような季節や状況で頭痛が起こりやすいのか、また頭痛を軽減するために日常的に取り入れられるポイントをご紹介いたします。
■季節と頭痛の関係
1.気圧と頭痛
気圧が下がると、相対的に体内の血管が拡張しやすくなり、神経を刺激して頭痛を引き起こす可能性があります。低気圧が近づく台風シーズンや梅雨の時期に頭痛が悪化する方が多いのは、このメカニズムによるものと考えられます。
2.気温と頭痛
急激な気温変化も頭痛の原因の一つです。急激に寒くなると体は熱を保とうとして血管が収縮し、暖かくなると血管が拡張する。この変動が大きいと、脳内の血管や神経に負担がかかり、頭痛が誘発されやすくなる場合があります。
3.季節毎の気候の影響
【 春 】 :寒暖差が大きく、花粉症などのアレルギー症状も加わり頭痛が起こりやすい。
【 梅 雨 】 :高湿度・低気圧の日が続き、頭痛を訴える人が増える傾向。
【 夏 】 :暑さによる脱水や冷房との温度差が原因となり頭痛を引き起こすことがある。
【秋~冬】 :寒冷刺激や暖房による空気の乾燥が要因になる場合がある。
■季節別の頭痛を引き起こす要因
1.春
・寒暖差による血管の収縮・拡張
・花粉症などのアレルギー症状と同時に起こる鼻詰まり・副鼻腔のトラブル
2.梅雨
・長雨と低気圧が続くことで血管が拡張しやすい
・湿度が高く、身体の水分調整が難しくなる
3.夏
・暑さによる脱水(発汗量の増加で水分や電解質が不足)
・冷房の効いた室内と屋内との気温差
4.秋
・朝晩と日中の気温差が大きく、血管が頻繁に収縮・拡張を繰り返す
・空気が乾燥し始め、鼻や喉への刺激が増える
5.冬
・寒冷刺激で血管が収縮しやすい
・暖房との温度差、乾燥が進むことで頭痛や喉の痛みが生じやすい
■頭痛を軽減するためのポイント
1.気圧や天気予報をチェック
2..適度な水分補給
3..衣類や室温の調整
4..運動・ストレッチ
5..医療機関への相談
季節に応じて適切なケアを行い、頭痛と上手に付き合いながら快適な日々を過ごしましょう。