労働災害の防止について
2025.09.01
労働災害の防止について
皆さま方におかれましては、残暑厳しい中、日々の業務に精励して頂き感謝申し上げます。
また、日頃より安全な職場環境づくりにご協力頂き、誠にありがとうございます。
このたび、労働災害(以下、労災)の防止を目的として、改めてパートナーの皆様と情報共有を行いたく、ご案内させて頂きます。下記労災の事例や対策をご一読頂き、日々の販売活動等においては引き続き十分にご注意下さいますようお願い申し上げます。
■労災が発生しやすい場面と事例
場 面 | 事 例 |
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転 倒 | ・店舗内の通路等の凹凸につまずく、または、足がもつれて転倒 ・設備、什器に足を引っかけて転倒 ・雨で濡れた床に足を滑らせて転倒 |
急な動き 無理な動作 |
・お客様の接客の際、店舗社員への引き継ぎを急ぎ、足を滑らせて捻挫 ・商品陳列の際、無理な姿勢や不自然な体制をとって腰痛 ・重い商品を台車で運ぼうとして反動でバランスを崩して背中を骨折 |
足の踏み外し 転落 |
・店舗内の階段や段差で足を踏み外して転落 ・高所にある商品を取ろうとして脚立に乗り、バランスを崩して転落 |
物の落下 | ・高所にある商品を取ろうと手を伸ばしたところ、落下してきて角で顔面を打撲 ・重い商品を棚から降ろそうとしたところ、落としてしまい足指を骨折 |
また、前述以外の労働災害として、ラウンド中の業務上の交通事故や、現場での熱中症にご注意下さい。
場 面 | 事 例 |
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交通事故 | ・居眠り運転 ・漫然運転 ※長時間同じ速度で運転をしているとボーっとしてきている状況の事 ・脇見運転 |
熱中症 | ・量販店舗のバックヤード内で作業中に脱水症状となる。 ・朝から体調が優れない中、真夏、外気の入りやすい出入り口付近で呼び込みをしていたころ、めまい、吐き気、頭痛の症状が出る。 |
熱中症については、昨今の猛暑は「災害級」などとも評されますので、屋内での仕事であっても油断はできません。「自分は大丈夫」「これぐらいなら大丈夫」だと過信せずに、水分や塩タブレット等こまめに補給をして熱中症の予防を心掛けて下さい。
ここまでの労災等の事例を踏まえ、労災を未然に防ぐために、勤務の際に潜む危険やリスクを事前に 予測して、以下に記載する安全意識と危険予知活動 (KY活動)の意識を持って行動していきましょう。
■危険予知活動 (KY活動)
1. 安全第一の意識を持つこと
勤務時には必ず安全確認を行い、危険な作業や不安な点があれば、当社営業担当または指揮命令者に報告して下さい。
2. 作業手順の遵守
定められた作業手順を厳守し、無理な作業や危険な行為は避けて下さい。
3. 整理整頓
整理整頓を徹底し、通路の確保や危険物の適切な管理を行いましょう。
4. 周囲の安全確認
勤務中は周囲の状況に注意を払い、他の従業員と連携をとることを心がけて下さい。
5. 休憩と健康管理
適切な休憩を取り、体調管理に努めることで、事故や怪我のリスクを低減させましょう。
パートナーの皆様におかれましては、日頃から安全衛生と労災防止に努めて下さっていると存じますが、自分を守る行動が、ひいてはお客様や周りの従業員の皆様を守ることに繋がりますので、何卒ご理解・ご協力下さいますようお願い申し上げます。
まだまだ残暑厳しく非常に暑い日が続いております。皆様におかれましては、充分にご自愛頂き、 日々のお仕事を何卒宜しくお願い致します。いつも現場でのお仕事を支えて頂きまして、本当にありがとうございます。